Grok3で使ってたDeepSearchのボタンが、気づいたらなくなってた。最初は「え、課金が切れた?」と思ったんですが、どうやら仕様変更らしい。調べてみたら思ったより根本的な設計変更で、ちゃんと理解しておいた方がよさそうだったのでまとめてみます。
- Grok3のDeepSearchがどんな機能だったか
- Grok4でDeepSearchボタンが消えた理由
- 環境・プランによってUIが変わる理由
- 2026年3月時点での現状と対処法
そもそもGrok3のDeepSearchって何だったか
GrokのDeepSearchは、xAIがGrok 3のタイミング(2025年2月ごろ)で出した「検索・リサーチ寄りの機能」です。端的に言うと、AIがウェブやXの情報を参照しながら、複数ソースをまとめて回答してくれるリサーチ機能。ChatGPTでいう「Deep Research」系の文脈にかなり近い立ち位置で、特にX上の投稿を手がかりにしやすい点が差別化として語られがちでした。
ただし、当時「無料で利用できる」と言われていた部分は恒久無料というより”短期間の無料開放(実験)っぽい扱い”だったのが正確です。Grok 3自体が「短期間無料」になったタイミングが報じられていて、DeepSearchもその枠に含まれて語られていました(その後の提供形態や制限は何度も揺れています)。
操作としてはシンプルで、質問を入力後に「DeepSearch」ボタンを押す、みたいな明示的なUIがあった時期があります。「このクエリはDeepSearchで深掘りしたい」という意図を使い分けられた。それが消えた。
Grok4でDeepSearchボタンが消えた理由
Grok4は2025年7月9日にリリースされたxAIのモデルです(Grok 4 / Grok 4 Heavy という形で展開)。
で、ここがこの記事の一番大事なポイントなんですが、「DeepSearchがGrok4のデフォルト動作に統合されたからボタンが消えた」という説明は、少なくとも公式の仕様として明文化されたものまでは確認できていません。
実際に起きていそうなのは、もっと泥臭くて、UIや提供先(X内 / grok.com / アプリ)やプラン差によって”DeepSearch/Think系の表示や導線が頻繁に変わった”という話です。コミュニティでも「設定にトグルがある」「環境で出たり消えたりする」「公式にボタンが削除されたっぽい」みたいな報告が散発しています。
なので結論をひとことで言うと、「DeepSearchボタンが常に出る前提が崩れた(UI・提供条件が不安定)」がいちばん安全な言い方かなと。
余談ですが、こういう「機能の名前は残ってるのに、ボタンだけ消える」タイプの変更、地味にメンタルにきます。自分だけバグってる?ってなるやつ。
現在の使い方:まずは”どこで使ってるか”を確認する
現状(少なくとも2025年後半〜2026年にかけての報告を見る限り)は、アクセス環境によって見えるUIが変わることがあるみたいです。
- X内のGrok(x.com/i/grok)なのか
- grok.comなのか
- iOS/Androidアプリなのか
- 設定でDeepSearch/Think系のボタン表示トグルがOFFになってないか
特に「アプリでは見えないけどWebでは見える」みたいな報告があり、環境差で混乱しやすいです。
あと、Grok 4系は「ツール(tools)を使う」こと自体が強みとして語られがちですが、常にリアルタイム検索が走っているとまで言い切るのは危ないです。ツール利用は状況・設定・プラン・負荷などで挙動が変わる可能性があるので、「必要に応じて検索/ツール参照が走ることがある」くらいの理解が安全かなと。
ユーザーが混乱した原因:UIの問題と環境差
公式からの明確なアナウンスが常に付いてくるタイプの変更ではなかったので、「機能が消えた/変わった」ように見えやすい。さらに、環境差(X内・grok.com・アプリ)でUIが違うと、同じアカウントでも体験が分裂します。
加えて、設定で「DeepSearch/Thinkボタンを表示する」系のトグルが関係してそう、という報告もあります。これ、知ってる人だけ助かるやつなので、UI側でもう少し説明してほしい気持ちはあります。
SuperGrok課金ユーザーも混乱した
「お金払ってるのに使えないのか」という声が出たのは自然だと思います。
Grok 4のリリースと同時に$300/月のサブスク(SuperGrok Heavy)が発表されています。課金プランがあること自体は確かなんですが、課金しているからといって常にDeepSearchのUIが出るとは限らない、というのが厄介なところで。
また、2025年8月10日ごろにDeepSearch/Thinkボタンが”公式に削除された”とするコミュニティ側の報告はあります。ただ一次情報として確定できるものではないので、「そういう報告がある」くらいに受け取るのが無難かなと思います。
結局いま(2026年3月時点)どうなってるか
2026年2月ごろにはGrok 4.2のPublic Betaが提供開始されたという情報もあり、モデル側の進化は続いています。
DeepSearchという名称のボタンについては、環境や時期によって出たり出なかったりがあるっぽく、以前と同じ形で常に戻っている、とは言いにくいです。一方で、Grok 4系はツール利用(検索など)を含む体験が強みとして語られているので、「完全に機能が消えた」というより「導線や名前が安定してない」が実態に近い、という着地が無難かなと。
個人的にはモヤモヤが残る部分もあって、「どの深さで調べてるのか」がわかりにくくなったんですよね。DeepSearchボタンがあると「今から深掘りするぞ」ってスイッチ入れられるけど、統合っぽい挙動になると、その確信が持ちにくい。そこは慣れの問題かもしれませんが。
Grokの進化スピードは本当に速いので、この記事の内容もしばらくしたら古くなってる可能性があります。定期的に公式のリリースノートや実際のUIを確認するのが一番確実です。
※この記事にはプロモーションが含まれます
ちなみに、PLAUD NOTE(AIボイスレコーダー。録音から文字起こし・要約まで自動で行える)も気になっています。PLAUD NOTE![]()
まとめ
- Grok DeepSearchは2025年2月ごろのGrok3リリースとともに登場したリサーチ機能
- Grok4以降、DeepSearchボタンが消えたという報告が増えたが、「統合されたから」と公式に明言されているわけではない
- 実態はUI・提供環境・プランによって表示が安定していないことが原因っぽい
- X内・grok.com・アプリで見えるUIが違うことがある。設定のトグルも確認する価値あり
- 「完全に機能が消えた」というより「導線が変わった・名前が安定していない」が現実に近い
- 2026年3月時点ではGrok4.2のPublic Betaも出ており、今後も変化が続きそう
とはいえ、こういう不安定な状況をリアルタイムで追うのは正直しんどいので、困ったらまず「環境を変えてみる」「設定を確認する」が手っ取り早い対処法かなと思います。

