ターミナルで動くAIエージェント、Claude Code
最近ずっと気になっていたClaude Codeをようやく試してみました。AnthropicがリリースしたAIコーディングエージェントで、ターミナル上で動かすタイプのツールです。Cursorと何が違うの?という感じだったんですが、実際に使ってみたら思ってたよりだいぶ「エージェントっぽい」動き方をするんですよね。
簡単に言うと、プロジェクトのディレクトリに入って claude コマンドを叩くと、自然言語で指示を出しながらコードの作成・編集・実行まで一気にやってもらえる感じです。「このファイルを直して」じゃなくて「〇〇という機能を追加して、テストも書いて」みたいな大きめの粒度で頼めるのがポイントっぽいです。
実際に試してみたこと3つ
① 既存コードの改修をまるっと任せる
Pythonで書いた既存のLambda関数を渡して「DynamoDBへの書き込みをバッチ処理に変えて、エラーハンドリングも追加して」と頼んでみました。ファイルの中身を読んで、修正箇所を提案して、実際に書き換えるところまで全部やってくれました。自分でやったら30分くらいかかりそうな作業が、確認込みで10分くらいで終わった気がします(体感なので実際はわかりませんが…)。
② 複数ファイルをまたいだリファクタリング
これが個人的には一番びっくりしたところで、複数のファイルに分散している処理をまとめて読んで、依存関係を把握した上でリファクタリングの提案をしてくれます。Cursorでも似たことはできるんですが、Claude Codeはターミナル完結なので、既存のワークフローに差し込みやすいのがいいなと思いました。エディタを切り替えなくていいのは地味に便利です。
③ コマンドの実行まで含めて任せる
「テスト実行して、失敗したら修正して」という指示が通ります。ちゃんとシェルコマンドを叩いて、出力を読んで、コードを直してまたテストする、というループを自分でやってくれます。ここまで来るとほぼエージェントですよね。余談ですが、最初に「え、コマンド勝手に実行するの?」とちょっとビビりました。確認ステップはあるので安心してください。
使うときに気をつけていること
良いことばかり書きましたが、いくつか注意点もあります。まず、指示が曖昧だと意図しない方向に進みがちです。「改善して」みたいなふわっとした指示より、「〇〇の処理を〇〇に変えて、影響範囲は△△ファイルだけにして」という具体的な指示のほうが精度が上がります。
あとは、変更内容は必ずdiffで確認する習慣をつけた方がいいかなと。Claude Codeは実際にファイルを書き換えるので、Gitで管理しつつこまめにコミットしておくと安心です。自分はこれを怠って一回ちょっと困ったので、教訓として書いておきます。
Cursorとの使い分けはどうするか
個人的には、エディタで細かく書いたり確認したりするのはCursor、ある程度まとまったタスクを「やっといて」スタイルで任せるのはClaude Code、という感じで使い分けてます。どちらが上とかではなく、粒度の違いという感覚です。
Claude Codeはまだ使い始めたばかりなのでベストプラクティスを模索中ですが、ターミナル作業が多い人には刺さるツールだと思います。Pythonスクリプトをよく書く人、サーバーサイドメインの人あたりにはとくにハマるんじゃないでしょうか。気になっている方はとりあえず試してみる価値はあると思います。

