ChatGPTを毎日使っていると、「また同じ前置き書いてる…」という場面が増えてきます。「Python初学者向けに」「ですます調で」「結論から先に」——こういう指示、毎回書くの地味にしんどいんですよね。
そこで今回は、カスタム指示(Custom Instructions)をちゃんと使いこなす話をまとめます。設定自体は知ってても、中身をどう書くかで効果がかなり変わるので、そのあたりを整理してみました。
この記事でわかること
- カスタム指示が毎回のプロンプト入力を減らす理由
- 「自分はどんな人間か」フィールドの実践的な書き方
- 「回答スタイル」フィールドで効果を出すコツ
- プロジェクト別に指示を切り替える方法
カスタム指示ってそもそも何?
ChatGPTのカスタム指示は、会話の前提として機能する「デフォルトの指示(個人設定)」みたいなものです。「自分はどんな人間か」「どんな回答スタイルが好きか」の2フィールドに入力しておくと、毎回の会話の前提として機能してくれます。
設定場所は、設定画面からCustomize ChatGPT(ChatGPTをカスタマイズ)を開く形です(UIの表記や導線は時期や環境で変わることがあります)。Plusプランはもちろん、無料プランでも利用できるケースがあるようです。
「自分はどんな人間か」フィールドの書き方
ここに職業・スキルレベル・よく使うツールを書いておくと、回答のトーンや深度が変わります。たとえばこんな感じ:
・Pythonメインのバックエンド寄りエンジニア(実務2年)
・AWSをよく使う(Lambda, S3, DynamoDB)
・フロントはほぼ触らない
・エラーが出たらまず自分でデバッグしてから質問する
「エラーが出たらまず自分でデバッグする」を入れておくと、初歩的な確認ステップの説明を省いてくれるのが地味に助かります。ここで大事なのは、箇条書きで具体的に書くことです。抽象的だと「参考になるかな?」くらいの精度になってしまいます。
「回答スタイル」フィールドのコツ
ここが一番効く部分かもしれません。具体的に書くほど精度が上がります。
・結論を最初に書いてから説明してほしい
・コードには必ずコメントを入れる
・「〜することをお勧めします」的な前置きは不要
・日本語で答えてほしい(英語で聞いても)
・長い説明が必要なときは見出しで区切る
「日本語で答えてほしい(英語で聞いても)」はかなり便利です。英語のエラーメッセージをそのまま貼り付けても日本語で返してくれます。そういえば英語で質問した方が回答精度が高いことが多いので、質問は英語・回答は日本語というスタイルを試している人もいるらしいです。
プロジェクト別に上書きしたいときは「Projects」を使う
カスタム指示はグローバルな設定なので、「この会話だけは違う前提で話したい」というときに少し邪魔になることがあります。そういう場合はProjects機能のプロジェクト側の指示(instructions)で調整するのがおすすめです。プロジェクトに指示を持たせることで、カスタム指示を上書きできます。
たとえば「ブログ執筆プロジェクト」には「読者は技術初心者。専門用語は必ず説明する」、「コードレビュープロジェクト」には「厳しくレビューしてほしい。改善点は遠慮なく指摘」——と、文脈ごとにペルソナを切り替えられます。
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まとめ
カスタム指示の中身って「なんとなく入れたまま放置」になりがちですが、半年に一度くらい見直すと体感がかなり変わります。自分の使い方・スキルレベル・よく使うツールは時間とともに変化するので、定期メンテがおすすめです。
最初は「とりあえずこれだけ入れる」くらいの気持ちで試してみると、意外と効果を感じやすいと思います。毎回のプロンプト入力が本当に減るので、一度設定したら後悔はないはずです。

